4人辞めた会社で、それでも前を向く理由。

経営日記

年末から3月にかけて、うちの会社で4人が立て続けに辞めました。社員10人にも満たない会社で、4人です。

正直、きつかったです。でも今、前を向けています。今日はその理由を書いてみようと思います。


今日の内容

  1. まず、現実を見る
  2. 「在庫管理」じゃなくて、人と向き合う
  3. 新しいエネルギー
  4. ピンチの先に見えた組織像
  5. だから、前を向ける

まず、現実を見る

最初の1人には、約1年間向き合いました。

報連相ができない。仕組みを作っても、本人がそれを無視してしまう。やり方を変え、仕組みを変え、伴走しましたが、まるで解決しませんでした。

「伴走しても変わらない」。経営をしていると、いつかこの結論に向き合わなきゃいけない日が来ます。見捨てるのとは違います。でも、組織を守るための判断は必要になる。仕方がないんです。

2人目は持病による療養。これはやむを得ません。しかし、ここで流れが変わりました。3人目、4人目と続いた。小さい組織では、誰かが辞めると残った人の心も揺れます。連鎖というのは、こうして起きるんだと身をもって知りました。

辞める理由は、本人が言う通りとは限りません。だから感情で片付けず、一人ずつ冷静に分析します。ここを怠ったら、同じことが繰り返される。落ち込むのは後でいい。まずは現実を見る。これが最初にやったことでした。


「在庫管理」じゃなくて、人と向き合う

辞めかけた社員が、もう1人いました。

以前いた会社から「人がいなくなったから戻ってきてほしい」と連絡が来たんです。その会社は、かつてこの社員を大事にしなかった。それなのに、困ったら呼び戻そうとする。

正直、激しく憤りました。人を都合よく使い捨てて、困ったら「やっぱり必要だ」。それは人を大切にしているんじゃなくて、在庫管理です。

本人には「自分の人生なんだから、もう一度真剣に考えてほしい」と伝えました。結果、うちに残ってくれた。前から考えていた主任のポジションも、このタイミングで正式に任せました。

人を大切にするって、待遇を良くすることだけじゃないと思います。その人の意志を尊重して、ちゃんと向き合う。4人が辞めた中で残ってくれた人がいた。これが、前を向ける理由の一つ目です。


新しいエネルギー

最近入った社員がいます。まだ1ヶ月くらい。

エネルギーがすごいんです。自分から動ける。臆さない。これは間違いなく武器だと思います。

ただ、そのエネルギーが周囲にぶつかることもあります。良かれと思ってやったことが、相手にとっては踏み込みすぎだったりする。悪気はゼロ。でも仕事では、悪気がなくても結果が残ります。

主体性は絶対に潰しません。でも、向きは徹底的に一緒に整えていく。新人を育てるって、この矛盾との戦いです。

4人が抜けた後に、新しいエネルギーが入ってきた。この巡り合わせが、前を向ける理由の二つ目です。


ピンチの先に見えた組織像

4人が抜けて、逆に見えてきたものがあります。

最近、AIを使って社内マニュアルの作成に没頭しています。使い込むうちに、大きな手応えを感じ始めました。

今まで「現場+内勤」という組織構造でしたが、これからは「現場の人間+AIシステム」が理想の形なんじゃないかと思っています。事務作業の大部分をAIに任せられたら、全員が現場に出られる。小さい会社ほど、一人の守備範囲が広い方が強いんです。

4人がいた頃には見えなかった景色が、いなくなったから見えた。ピンチのときこそ、次の形が見えてくるものだと思います。

これが、前を向ける三つ目の理由です。


だから、前を向ける

4人辞めて、1人が残ってくれて、新人が入って、AIを使い始めた。この数ヶ月で会社の景色がガラッと変わりました。

落ち込んでいる暇はありません。分析して、次の手を打つ。それだけです。

前を向ける理由は、探せばちゃんとあります。残ってくれた人がいること。新しい出会いがあること。そして、次の形が見え始めたこと。

明日は、AIで社内マニュアルの作成にフォーカスしようと思います。


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